ほろりと苦い柚子ジャムの作り方

毎年この季節になると作るもの

#柚子ジャム

 

柚子には

血行促進、疲労回復、美肌効果、感染症予防、
リラックス作用など

嬉しい効果がたくさんあります。

 

 

白いわたや果皮、房などに多く含まれる

“ヘスペリジン” は、苦味成分のもとなので

茹でこぼして苦味のないジャムを作る場合も

あるようですが

 

この苦味成分にこそ、高い抗酸化作用や

末梢の血管を強化する働きがあるので、

茹でこぼすなんてもったいない!

〝一物全体食〟

わたも、房も、種も 余すところなく使いましょう。

 

ほろりとした苦味こそ

クセになる

大人の柚子ジャムができますよ。

柚子ジャム

〈材料〉柚子、てんさい糖

〈作り方〉
 ①柚子は、米の研ぎ汁に1晩浸して汚れを浮かせて水で洗います。またはぬるま湯に浸しながら柔らかいたわしでこすって洗います。 

 ②柚子を南半球切りにして、果汁を搾ります。

 ③種を取り除き、皮と実をわけます。

 ④わたのついた皮を細切りにします。

 ⑤ふさの固い部分だけ取り除き、こちらも細かく刻みます。

 ⑥鍋に②④⑤と、②④⑤の重さの40%のてんさい糖をすこしずつ入れて全体に馴染ませます。

 

 ⑥鍋を加熱して、焦がさないように弱火で30分煮て、粗熱がとれたら煮沸消毒した瓶に詰めてできあがり。

 

 

補足1
材料の砂糖については、てんさい糖がおすすめです!

北海道で育つ甜菜(ビート、砂糖大根)は体を温め、
沖縄で育つサトウキビは体を冷やすといわれています。

原材料の育つ地域により体への作用が異なるので
季節によって使い分けるとよいでしょう。

サトウキビから作られる白砂糖(精製)は体を冷やしますが
未精製の黒砂糖にはビタミン・ミネラルが残っているため、

白砂糖と比べれば冷やす作用は穏やかです。

補足2
種はさっと洗って、焼酎やウォッカにつけて
「柚子種のチンキ」をつくると
化粧水のグリセリン代わりに使えます。
2~3週間したら濾しましょう。
         

できあがった柚子ジャムは、パンにぬったり、
ヨーグルトにかけたり
お料理のソースにも活用できます。

お湯で割ってゆず茶にもできます。
その場合は、甜菜糖の量を50%に増やすと甘さがほどよいかもしれません。

お好みでどうぞ^^

 

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