タッジーマッジーで魔除け
庭に咲いているバラやハーブで作った
〝小さな花束〟
タッジーマッジー です。
.
.
この花束のルーツは
中世ヨーロッパ全土に蔓延した伝染病
ペストから身を守るために
人々が持ち歩いたと言われています。
病気は魔物の仕業と信じられ、
香りによって空気を浄化することで
魔物から逃れようと考えられていた時代です。
殺菌力の高いセージ、タイム、ローズマリー
殺虫・消臭力の高いワームウッド、ルー
香りのよいローズ、ラベンダー
などが使われていたようです。
オレンジにクローブを刺して
スパイスのパウダーを振りかける
〝ポマンダー〟も同じ意味合いです。
.
.
当時、不衛生な環境下の
悪臭、汚物、ペスト感染対策グッズ
の話はなかなか面白いので
またの機会にご紹介できたらと思います😊
.
.
今日は『タッジーマッジーの作り方』
をご紹介します。
葉先、花先から15cmより下の葉を
取り除いて
バラや、オレガノの小花をまとめたもの
などを中心にして
その周りに同じ種類のハーブを
同心円状に入れていきます。
あまり、ハーブをキツめに束ねるより、ふんわり仕上げたほうがきれいです。
最後は束ねて茎を8~10㎝でカットしてできあがり。
茎の切り口は、たっぷり水で湿らせた
ペーパーで包んで
アルミホイルで巻いて
りぼんをかけて。
母の日のプレゼントにいかがでしょうか。
.
私は
①バラを中心にして
②ゼラニウム
③ラベンダー
④ボリジ
⑤ラムズイヤー
の順に入れました。
②〜④は他に
ミントやローズマリー、カモミールなどもおすすめです。
⑤の一番外側の葉は
花束を支える大きめなもの
ゼラニウムやセージも使いやすいです😉
決まりはないので
家にあるハーブや草花で
楽しんでみてくださいね💐
.
.
ちなみにこちらがラムズイヤーです。
触り心地は、羊の耳🐏
もふもふです。