何もしない日が、来年の「蒸留におもいを馳せる時間」をつれてきた
誕生日は、
「何もしない」を選んだ一日でした。
ずっとバタバタしていたからこそ、
ただ自分をゆるめる時間を過ごそうと。
そんな静かな一日の終わりに、娘から
思いがけないプレゼントをもらいました🌹


サンタ・マリア・ノヴェッラのローズウォーター
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人に贈ることはあっても、
正直、自分のために買うことはあまりなくて。
「ローズウォーターなら自分で蒸留できるから」
そんなふうに思っていたからこそ、
この贈り物は胸にじんわり響きました。
私の “好き” が、ちゃんと伝わっていたんだなぁって。
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サンタ・マリア・ノヴェッラは
1221年、フィレンツェで誕生した
世界最古の薬局(オフィチーナ)。
ドミニコ会修道士たちが
薬草を育て、蒸留し、人々の健康のために
作ったレメディがそのはじまりでした。

有名な「王妃の水(アクア・デッラ・レジーナ)」
はツアー旅行であったため、
フィレンツェの本店を横目に通り過ぎ😭
自由行動の時にローマ支店で随分前に買ったもの。
1533年、カテリーナ・ディ・メディチが
フランス王アンリ2世に嫁ぐ際に
携えていった香り。
ベルガモットを中心とした
清らかで気品ある柑橘の香りは、
当時のヨーロッパに “香水文化” そのものを
広めたと言われています。
このローズウォーターもまた
華やかさより
静かな凛とした美しさ
を感じる香りです🥰
育てる
蒸留する
使う
そして、誰かを想って贈る。
植物をめぐる営みは、
こうして時代も国も超えて
人の心をつないでいくのだなぁと
改めて感じました。
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友人に影響され
興味を持ったアランビック蒸留。
中から漏れ出る蒸気を眺めていると、
修道院で静かに植物を蒸し、
人のために香りを届けていた時代に
ゆっくりとタイムスリップしたような
気持ちになります。
来年は、そんな蒸留の時間を
一緒に味わう会もできたらいいな…なんて
わくわくがまたひとつ浮かんでいます☺🌿
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ありがとう🌹
この香り、大切に使うね。


