スパイスで栗の渋皮煮
こんにちは!今日はレシピのご紹介です。
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秋といえば、栗。
ありがたいことに、毎年、郡上の方に山を
所有しているご近所さんから栗をいただいています。
こどもが小さいころは、ちょうど遠足シーズン
だったので、母は頑張って栗きんとんを作り
お弁当のデザートに持たせることが喜びでした♡
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栗仕事はあの皮むきが本当にやっかいですよね。
でもがんばった後のご褒美は、満足感もひとしおです。
今年も立派な栗をいただいたので
渋皮煮や栗ご飯を作り秋の味覚を楽しみました♪
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栗の渋皮煮はせっかくなので、クローブやシナモンと
一緒に煮込んで大人な雰囲気に仕上げてみましたよ。
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栗の渋皮には、ポリフェノールの一種である
タンニンが多く含まれていて、その抗酸化作用によって
身体の中のサビ(活性酸素)を取り除いてくれるため
美肌・疲労回復、老化・ガン予防などが期待され
健康にも嬉しいおやつです!
栗の渋皮煮スパイス風味
【材料】
栗・・・・・・・・・500g
重曹・・・・・・・小さじ1/2×3回分
水(ゆでこぼし用)・・・適量
砂糖・・・・・・・500g
水(シロップ用)・・・適量
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【作り方】
①栗は熱湯に20分ほど浸して、栗が冷めないうちに鬼皮をむきます。
※このとき渋皮を傷つけないよう、鬼皮だけをきれいにむきます。コツは栗の下の部分の一部を削ってそこを手がかりに。中の身までむいてしまった場合は、ご飯と一緒に炊きましょう。
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② ①を鍋にいれ、ひたひたの水と重曹を入れて10~15分ほど中火にかけます。 アクが出てきたらすくって、コトコト煮ます。
③ ②をゆでこぼしたら、②の作業をあと2回ほど繰り返します。
※栗が煮崩れないよう丁寧に扱いましょう。鍋に水を注ぎながら水を入れ替えます。栗に流水が当たると崩れるので、しゃもじなどで水の勢いを和らげます。
④ あく抜きができたら、③の栗の渋皮の表面を きれいに削いで、竹串で黒いヒモのような筋を取り除きます。
※あくまでも中身が見えるまでめくってはいけません!丁寧に☺
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⑤ ④をもう一度、今度は重曹なし5分ほど茹でます(重曹を抜くため)
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⑥ 小鍋に⑤の栗を並べ、砂糖半量と水とシナモン、クローブを加え、途中でまた残りの砂糖を加え、ペーパーで落とし蓋をして20分ほど弱火で煮ます。
※砂糖の分量はお好みの甘さで。あく抜きをしている間に煮崩れた栗は取り除き量が減ってしまったのもあり、私は甘さ控えめの砂糖300gで作りました。取り除いた栗は他で利用します。
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⑦煮沸消毒した瓶に、汁ごと栗を入れて冷蔵保存します。
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作る工程はシンプルですが、栗を丁寧にあつかうことが大切です。
少し手間はかかりますが、とてもおいしいので、是非作ってみてくださいね!
#栗の渋皮煮スパイス風味