冷えた体を温める お手軽アロマ

 

二十四節気 1月20日 大寒(だいかん)
この頃から立春(2月3日)あたりまでが、1年のうちで寒さが最も厳しくなるころです。

それなのに、うちの中学生は 毎日短いソックスを履いて登校します。

上は暖かい上着を着ていくので問題ないのですが、なぜ足下はああのでしょう??

学校の配慮でタイツもOKなはず。せめてもう少し丈の長い靴下をはけばいいのに。
ハイソックスはダサい?
うるさがれない程度に言うのですが、なかなか聞き入れません。

 

よく、女性は「首」を温めるといい、と言いますよね。

首とは「首・手首・足首」のことです。

理由を調べてみると、特に首・手首・足首には、それぞれ皮膚の浅いところを
動脈が通っているため、ここを冷やすと体温が下がってしまうようです。

ですから逆にここを温めれば、体感温度はぐんとアップするということです。
例えば、首にマフラーを巻くだけで体感温度が3~4℃も上がるのだとか !?

そこで、学校から帰ってきた娘に「足浴」をすすめてみました。

新型コロナ オミクロン株の感染が広がる中、少しでも体を温めて
免疫力を上げて欲しい、との想いからです。

この提案には、即答で「やる、やる!」
の二つ返事でした(笑)

私がアロマを学んでいた頃は特に、積極的に子どもにお手当を実践していたので、
香りの心地よさや体への何らかの作用は、体感としてよく知っているのです。

 

心地よいと感じる熱さのお湯に、ティートリーとマンダリンの精油を合計3滴入れて

黄色い花びらのカレンデュラを浮かべてみましたが、少し殺風景だったので
庭からゼラニウムの葉と、寒空の中まだ頑張って咲いているバラを1輪摘んできて追加しました。

わあ、いい香りー
綺麗だねっ♡

体はぽかぽか。心まで温まったようです^^

 

《足浴のしかた》

①両足が入るサイズの容器に、心地よいと感じる温度のお湯を注ぎます。
お湯はくるぶしよりも上になるように入れましょう。

②お好みの*精油を1~3滴垂らしてよく混ぜます。
写真のように、ハーブやバラを浮かべると視覚的にも華やかで心も癒やされますよ。

③椅子に座って両足を湯に入れて10~15分ほど浸かっていれば、全身がぽかぽか温まってきます。
近くにケトルに入れたお湯を用意しておいて、途中で少しぬるいなと思ったらお湯を足しながら温度調整します。
もちろんお湯を入れるときは足を浮かせてくださいね(火傷に注意!)

※精油はお湯に溶けないため、植物オイル(小さじ1)に希釈してからお湯に入れるとなお良いです

また、精油がなくてもハーブを浮かべるだけでもOK。

ハーブを鍋で煮出した煎液を混ぜるとさらに効果的な薬草風呂になりますね。

血行促進作用のあるローズマリーを使ってみるのもオススメです。

 

同様に、手首までお湯に浸かる「手浴」は、手・腕・肩・上半身が温まり、肩こりの緩和にもいいですよ。

 

 

 

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